漫画本紹介:1日外出権ハンチョウ

2019年2月26日

1日外出権ハンチョウを紹介。

こちらの本。なんというか……こう……。
良い感じに日本のヒエラルキーを小ばかにしつつ
面白いギャグで濁しているような漫画です。

特に大槻。こいつはやべぇニオイがする人物。
というのも、大槻は地下労働施設の奴隷です。

一日外出権と言うものをペリカで買って出てきたところで豪遊する。
そんな漫画です。

ペリカを持つものが偉い。

上に立つものが偉い。ペリカを持つものが偉い。
地下の施設は奇妙なことにヒエラルキーがしっかりと打ち立てられております。
大槻は沢山商売をして、ギャンブルをしてペリカを巻き上げます。
結局、地上でも地下でもお金が上にあり、それが地位になるという点は変わらないようです。

 

深読みで見えてくる日本の縮図。

大槻がペリカを得て、地上に出るという構図ですが、
毎日の労働の後に訪れる休日
これと似ておりませんか?

そして、地上に出てタイムリミットが訪れれば地下へと戻る。
大槻はしかもそれに満足している。

これって、会社で労働している人に向けての
アンチテーゼ的な物なのではないか?
と考えられます。(勝手な憶測ですが)

タダのギャグマンガではないのかもしれないです。

 

でもギャグマンガ

しかーし、勝手に考えた陰謀論めいた事をいくら妄想しても
所詮はギャグマンガ、やっぱりギャグで押し切ってきます。

名古屋のことで盛り上がったり、ファミレスで遊んでみたり。
彼らの日常が非常に面白い。

しかも、なんというか共感できる。
生ガキ当てられたら怖いとか、ファミレスってなんだか無駄話しちゃうよなとか。

あとは、大槻の頭の中とか……面白いです。爆笑物です。

 

ご飯もおいしそう。

大槻の食道楽漫画でもあります。
色々なところに行って様々な物を食べる大槻は、
リアクションが秀逸すぎて、よだれと笑いも出そうになります。
オススメの一本ですので、ぜひ読んでみてください!

サムネイル出典:
「1日外出権ハンチョウ 上原求/新井和也、 萩原天晴/福本伸行